日向市議会 > 2020-12-18 >
12月18日-07号

  • "相談"(/)
ツイート シェア
  1. 日向市議会 2020-12-18
    12月18日-07号


    取得元: 日向市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-04
    令和 2年 12月 定例会(第6回) 議事日程(第7号)                   令和2年12月18日午前10時03分開議日程第1 市長提出議案第101号~第119号審議(委員長報告、質疑、討論、採決)日程第2 請願等審議(委員長報告、質疑、討論、採決)追加日程第3 市長提出議案第127号審議(上程、提案理由説明、質疑、議案第127号審査特別委員会設置、付託)追加日程第4 市長提出議案第127号審議(特別委員長報告、質疑、討論、採決)日程第5 委員会の所管事務調査申出について日程第6 議員派遣について---------------------------------------本日の会議に付した事件 1、市長提出議案第101号~第119号 2、請願等審議 3、市長提出議案第127号 4、委員会の所管事務調査申出について 5、議員派遣について---------------------------------------出席議員(19名)     1番  黒木高広        2番  黒木万治     3番  (欠員)        4番  三樹喜久代     5番  富井寿一        6番  三輪邦彦     7番  徳永幸治        8番  海野誓生     9番  若杉盛二       10番  松葉進一    11番  柏田公和       12番  西村豪武    13番  黒木金喜       14番  近藤勝久    15番  黒木英和       16番  友石 司    17番  森腰英信       18番  日高和広    19番  畝原幸裕       20番  小林隆洋---------------------------------------説明のための当局出席者 市長         十屋幸平     副市長        黒木秀樹 教育長        今村卓也     地域共生・地域医療推進担当理事                                長倉芳照 総合政策部長兼東郷総合支所長      総務部長       田中藤男            塩月勝比呂 健康福祉部長     柏田武浩     商工観光部長     黒木升男 農林水産部長     児玉 貴     市民環境部長     甲斐伸次郎 建設部長       古谷政幸     教育部長       小林英明 消防長        松木嚴生     上下水道局長     日高章司 会計管理者      植野浩人     監査委員       成合 学 職員課長       中野 格     財政課長       長山尚広---------------------------------------議会事務局出席者 局長         門脇功郎     局長補佐       小坂公人 局長補佐       東 久美     主査         後藤 仁 主査         宮田有紀     主任主事       黒木一義--------------------------------------- △開議 午前10時03分 ○議長(黒木高広) ただいまから本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程により進めることにします。--------------------------------------- △日程第1 市長提出議案第101号~第119号審議(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(黒木高広) 日程第1、市長提出議案第101号から第119号までの19件を一括して議題とします。 ただいまの案件に対する委員会審査について、各常任委員長の報告を求めます。 まず、総務政策常任委員長、14番近藤勝久議員。 ◆14番(近藤勝久) 〔登壇〕それでは、総務政策委員会委員長報告を行います。 本定例会において、12月11日に総務政策委員会に付託された議案は、条例3件、事件決議2件、補正予算1件の計6件です。 委員会において、去る12月14日、所管部長等の出席を求め、慎重に審査しましたので、委員会における審査の結果及び概要について報告します。 まず、結果について報告します。 議案第101号日向市行政不服審査法施行条例、議案第102号日向市職員定数条例の一部を改正する条例、議案第103号日向市火災予防条例の一部を改正する条例、議案第108号日向・東臼杵郡行政不服審査会の共同設置について、議案第109号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第114号令和2年度日向市一般会計補正予算(第10号)中総務政策委員会付託部分について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、審査の概要について、その主なものを報告します。 まず、消防本部所管では、議案第103号日向市火災予防条例の一部を改正する条例について、日向市内に電気自動車用の急速充電設備は、道の駅日向の駐車場に設置している1台以外にもあるのかとの質疑があり、直近で調べた台数では、日向市内に8台、門川町に3台の急速充電設備がある。急速充電設備は、大きな電圧により短時間で充電するものであり、自宅などの200ボルトコンセントからゆっくり一晩かけて充電するものは低速と区別されるとの答弁がありました。 次に、総合政策課所管では、12月補正の地域生活交通対策事業について、メンテナンスを含めたバス車両のリースについての今後の考え方に関する質疑があり、おおむね10年で車両を更新しているが、状態のよい車両は極力更新時期を延長するなどの対応により経費節減に努めている。リースについては、公用車の多くがリース車両となっているが、バスの車両となると比較的リース経費がかかるため、費用対効果を見ながらもう少し調査研究したいとの答弁がありました。 また、今後はバス車両の導入に当たっても、電気車両など環境に配慮した対応が行政として求められる時代が来ているのではないかとの質疑もあり、環境に優しい車の普及が国策としても進められていることから、時代の流れに沿って、導入車両を検討していかなくてはいけないと考えているとの答弁がありました。 次に、地域コミュニティ課所管では、議案第109号日向市公の施設の指定管理者の指定について、本会議でも議案質疑のあった指定管理者の指定と実際の予算計上の時期が異なる点について、どういう状況になっているのかとの質疑があり、指定管理候補者からの提案書の中では、収支計画も含めて御提案をいただいている。御指摘されていることは、今回の議案質疑についての内部の勉強会の中でも債務負担行為の話が出ていた。今後、所管する総務部のほうで調査研究されると伺っているとの答弁がありました。 また、指定管理期間は複数年あると思うが、その間に予算化される場合5%カットが適用されているのかとの質疑もあり、これまでの経緯で言うと、単純に5%カットはされていないと考えているとの答弁がありました。 次に、職員課所管では、議案第102号日向市職員定数条例の一部を改正する条例について、消防職員数の件は、委員会として何度となく提案をして、今回の条例改正により消防職員定数が93名に増えることは、より市民生活の安全・安心につながるものと評価しているが、消防のほうから、もう少し、これ以上の職員増ができないかという意見はなかったのかとの質疑があり、消防からは、やはり体制については、なかなか厳しいところがあるということは前々から伺っている。ただし、今回については、東郷分遣所への救急車配備による関係と退職に伴う平準化採用による定数増を行うものである。全国と比較しても、日向市の消防職員は少ないほうであるという話は伺っているとの答弁がありました。 最後に、付託案件ではありませんが、総合政策課から高度無線環境整備推進事業の進捗状況について、報告がありました。 内容は、8月20日に事業者と協定を締結し、市の負担上限額を2億6,000万程度とした。その後、事業者から国に補助申請を行ったが、総務省から、全国より想定以上の補助申請が上がってきたため、光ファイバー未整備地域のみの整備を計画している自治体を先行的に採択させていただきたいとの連絡があった。 本市は整備予定地域の一部に、光ファイバー整備済みの地域が含まれている関係上、補助金の決定が保留中の状態となっており、年内に補助決定内示が出る予定である。 また、事業費についても、精査していく中で、局舎整備費用が減額となり、総事業費を7億4,900万から5億9,200万円に、市の負担についても2億600万から1億7,150万円に変更する申請を国へ行った。 変更後の市負担額が確定した場合は、辺地債や過疎債など、有利な財源を活用して、最終的な財源負担の一層の軽減を図っていきたいと考えているということでありました。 次に、討論について報告します。 討論については、いずれの議案についてもありませんでした。 以上で、総務政策委員会の報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(黒木高広) 次に、文教福祉環境常任委員長、5番富井寿一議員。 ◆5番(富井寿一) 〔登壇〕それでは、文教福祉環境委員会委員長報告を行います。 本定例会において、12月11日に文教福祉環境委員会に付託された議案は、条例2件、事件決議4件、補正予算5件の計11件です。 委員会において、去る12月14日、所管部局長等の出席を求め慎重に審査しましたので、委員会における審査の結果及び概要について報告します。 まず、結果について報告します。 議案第104号日向市分担金等の督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例、議案第105号日向市印鑑登録証明条例の一部を改正する条例、議案第110号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第111号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第112号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第113号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第114号令和2年度日向市一般会計補正予算(第10号)中文教福祉環境委員会付託部分、議案第116号令和2年度日向市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第117号令和2年度日向市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)、議案第118号令和2年度日向入郷地域介護認定審査事業特別会計補正予算(第2号)、議案第119号令和2年度日向市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、審査の概要について、その主なものを報告します。 まず、文化生涯学習課所管では、議案第112号日向市公の施設の指定管理者の指定について、委員からは、4施設を美々津の歴史的町並みを守る会が一括して指定管理する予定となっているが、その経緯と、一括することで何が変わるのかとの質疑がありました。 所管課からは、4施設を一括して公募する時期に来ているのではないかという指摘もあったことから検討してきた。これまで三つの団体が4施設を管理してきたが、一括で管理することで連携が図られ、4施設の有機的な活用が見込まれることから、今回、一括して公募を行った。また、管理運営を一括することで、人員のシフト等に融通が利き、来館者を気持ちよく迎えられることが一つ大きな理由として考えているとの答弁がありました。 次に、学校教育課所管では、議案第114号令和2年度日向市一般会計補正予算について、委員からは、GIGAスクールサポーターが学校で行う役割はとの質疑がありました。 所管課からは、今後、学校ではネットワーク構築の作業を行っていくことになる。その際、子どもたちの学習に影響のないように整備を行わないといけないため、業者と学校の間に入り連絡調整を行うことが大きな役割と考えている。また、学校のネットワーク状況等を専門的な立場からアドバイスしていただくことも役割の一つと考えているとの答弁がありました。 次に、福祉課所管では、議案第114号令和2年度日向市一般会計補正予算について、委員からは、福祉課が行っている各事業において増額補正の理由はとの質疑がありました。 所管課からは、訓練等給付事業増額の主な理由は、就労継続支援のA型事業所が3事業所から4事業所になった関係で通所者が伸びている。障害児通所支援事業増額の主な理由は、支給決定者が昨年43名から今年度47名。また、放課後等デイサービスの支給決定者数が昨年62名から今年度70名になっているとの答弁がありました。 最後に、高齢者あんしん課所管では、議案第114号令和2年度日向市一般会計補正予算について、委員からは、スプリンクラー設置に係る補助金を返還することになった流れを時系列で教えてほしいとの質疑がありました。 所管課からは、平成29年度に市内の事業者へ募集を行った。今回の事業者はそのうちの一つで、平成30年3月に設置工事完了。その後、人員不足等により運営が厳しくなり、平成30年11月1日から休止する届けを県に提出している。しかし、休止の情報が県から日向市に届いておらず、事業所休止を把握したのが今年の5月であった。事業者に聞き取り等を行ったところ、事業所の再開は難しいということを確認したため、国と市で協議を行い、今回返還することになった。補助事業者に対しては、事業廃止や財産処分を行う際には必ず事前に相談するよう指導してきたところであるが、定期的に運営の状況を把握する必要があったと反省しているとの答弁がありました。 次に、討論について報告します。 討論については、いずれの議案についてもありませんでした。 最後に、説明資料の記載内容について、委員からは、度々委員長報告において要望しているが、今回も審査の過程で明らかになった内容が数多くあった。説明資料に補正の理由・目的、補正内容を詳細に記載してもらうことで、より委員会審査が深まるため、その点については改めて要望したいという意見がありました。 以上で、文教福祉環境委員会の報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(黒木高広) 次に、産業建設水道常任委員長、9番若杉盛二議員。 ◆9番(若杉盛二) 〔登壇〕それでは、産業建設水道常任委員会委員長報告を行います。 本定例会において、12月11日に産業建設水道委員会に付託された議案は、条例2件、補正予算2件の計4件です。 委員会において、去る12月14日、所管部長等の出席を求め、慎重に審査しましたので、委員会における審査の結果及び概要について報告します。 まず、結果について報告します。 議案第106号日向市新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付利子補給基金条例、議案第107号日向市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議案第115号令和2年度日向市公営住宅事業特別会計補正予算(第2号)について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第114号令和2年度日向市一般会計補正予算(第10号)中産業建設水道委員会付託部分について、委員会としては採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、審査の概要について、その主なものを報告します。 まず、建設課所管では、議案第114号中、幡浦地区住環境整備事業の進捗状況について質疑があり、令和元年度末で94%の進捗率であり、令和3年度までには完了予定であるとの答弁がありました。 次に、市街地整備課所管では、議案第114号中、財光寺南土地区画整理事業の家屋移転の進捗について質疑があり、全体で1,544棟あり、本年度末で94.3%完了見込みである。令和3年度以降で88棟を予定しているとの答弁がありました。 また、駅周辺土地区画整理事業についても家屋移転の進捗に関する質疑があり、1棟残っているが、これまで仮換地の指定に応じて順番に移転を進めているところであり、できる限り早く家屋移転を進めていきたいとの答弁がありました。 次に、商工港湾課所管では、議案第106号日向市新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付利子補給基金条例の利子補給についての質疑があり、現時点での実績として139件で融資総額約27億1,000万円である。保証料については県が負担し、利子については3年間市が負担するとの答弁がありました。 また、議案第114号中、中小企業等応援給付金給付事業について、申請が受け入れられなかった事例はないのかとの質疑があり、条件として市税の滞納がないことや住民登録もしくは法人登記が日向市でない方については受け入れられないこととなっているとの答弁がありました。 さらに、議案第114号中、休業等要請協力金等交付事業について、他の自治体で不正受給が発生しているが、本市においてはそういう事例はなかったのかとの質疑もあり、休業期間中、職員が数回巡回しており、2件の申請内容に事実と異なる内容があったのでお断りをした。国の持続化給付金の不正受給については、オンライン申請等で手続が簡略化されたことに伴い、あっせん業者による不正申請が随時摘発されたと聞いている。本市の案件においてはそのようなことはないと理解しているとの答弁がありました。 次に、観光交流課所管では、議案第114号中、日向サンパーク整備事業の大型遊具のメンテナンスについて、過去の施設事故のケースも踏まえての質疑があり、専門業者に委託して年1回の点検を行う方向で検討している。また、指定管理者においても遊具はもとより各施設についても委託業者の意見を踏まえ、新たに作成したチェックリストを基に日常的に点検を行うこととしているとの答弁がありました。また、新規遊具の選定の考え方についても質疑があり、既存遊具とは内容が重複しないよう配慮して新たな遊具を整備するようにプロポーザルの公募要領には記載したいとの答弁がありました。 さらにドッグラン施設について、施設の面積はどの程度か。大型犬と小型犬の区分け、専任の管理者等の配置、狂犬病などの感染症対策やかみつき行為などトラブル対応の安全対策はどうか。さらには地元への説明についてはどうかとの質疑があり、面積に関しては約1,000平方メートルと考えている。他市の事例を参考に大型犬用と小型犬用とを区別してフェンスで囲い、整備することを考えている。常設の専任管理者の配置については難しいが、定期的な巡回は必要である。安全性の面では、入園の条件として畜犬登録、狂犬病の予防接種を受けていることなどの条件を考えており、飼い主へも指導を行いたい。地元への説明はしっかりと行う予定であるとの答弁がありました。 次に、討論について報告します。 議案第114号令和2年度日向市一般会計補正予算(第10号)の日向サンパーク整備事業について、動物同士でトラブルになった場合の補償問題など、細部にわたっての制度設計が図られていないといった観点から反対する討論がありました。 賛成討論についてはありませんでした。 最後に、審査を踏まえ、次の点を委員会として付言しますので、適切な対応を求めます。 観光交流課所管日向サンパーク整備事業について、大型遊具をはじめ、ドッグランの整備に当たっては、地元への説明会を行うとともに、事故防止の観点から、点検委託業者の意見を十分踏まえながら、指定管理者との協議を入念に行うこと。また、他の自治体の設置状況も調査して設計に臨むこと。 特にドッグランについては、動物同士のトラブルはもとより、動物感染症対策などについて指定管理者と協議を重ね、管理体制の強化を図ること。 以上で、産業建設水道常任委員会の報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(黒木高広) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 ただいまの各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 6番三輪邦彦議員。 ◆6番(三輪邦彦) 三輪です。 簡単なことなんですが、今、若杉議員からありました産業建設水道委員会の報告の中で、議案第114号中の申請が受け入れられなかった事例はないのかとの質疑に対して、受け入れられないこととなっているという答弁なんですが、これはあったかなかったかという質問で、答えとの整合性がちょっと分からなかったものですから、そこのところをお聞きしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(黒木高広) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。 ◆9番(若杉盛二) 申請条件に適合しなければ受け入れられないという意味でございますという答弁がございました。よろしいですか。 ◆6番(三輪邦彦) 分かりました。答弁だったんですね。 ○議長(黒木高広) ほか質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 以上で質疑を終わります。 討論に入ります。 ただいま議題となっております案件について、一括して討論を許します。 討論交互の原則によって、まず、委員長報告に反対する討論はありませんか。 4番三樹喜久代議員。 ◆4番(三樹喜久代) 議案第114号令和2年度日向市一般会計補正予算(第10号)について、委員長報告に反対の討論をさせていただきます。 [新型コロナ対策]日向サンパーク整備事業は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、日向サンパーク内に大型遊具及びドッグラン整備を行うものでありますが、多数の議員から議案質疑が集中し、委員会での審議でも基本的な質問に終始しました。 特に、ドッグランの整備については、市民の要望があることは理解していますが、施設に必要な面積が十分に確保されていないこと、一般利用者とのすみ分けの問題や犬同士のトラブルなどの管理上の課題、公園の近隣住民への説明もなされていないなど、慎重な検討をしたとは到底言えない状況にあります。 さらに言えば、事業設計に当たり、所管課において、日向市に登録されている犬の頭数を把握しておらず、費用対効果についても示されていない状況であり、施設整備に対する明確な説明が不足していると言えます。 今後、大型遊具やドッグランの管理運営を株式会社日向サンパーク温泉が担うとすれば、第三セクターの事業拡大につながるわけですが、整理後の運営等についても深い検討がなされていないまま予算化されていることについて、市政運営の在り方への疑問や今後の財政面への影響等を危惧しているところであります。 これらのことから、私としましては、さらなる慎重な検討が必要と考えますことから、議案不可分の原則であり、不本意でありますが、委員長報告に対し反対するものであります。 ○議長(黒木高広) 次に、委員長報告に賛成する討論はありませんか。 12番西村豪武議員。 ◆12番(西村豪武) ただいま三樹議員のほうから委員長報告に反対ということでありましたが、私は、今回、議案第114号、一般会計12月補正ということで、本年度の事業実績の見込みといいますか、あるいは新型コロナ対策関連等による補正予算であります。特に、新型コロナ対策日向サンパーク整備事業1億1,000万円の大型投資には事業内容が未確定の部分があり、計画行政の面から問題がないわけでもないんですが、お舟出の湯の施設売却を見通した今後の南部地区の活性化を図るための事業とのことであります。 特に、ドッグラン整備には慎重な対応が望まれるわけでありますが、今後のプロポーザル等による事業展開等の対応に期待し、不本意ながら賛成と致すところであります。
    ○議長(黒木高広) 次に、反対討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 次に、賛成討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 以上で討論を終わります。 採決します。 まず、条例について採決します。 議案第101号から第107号までの7件を一括して採決します。 ただいまの案件について、各関係常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、事件決議について採決します。 議案第108号から第113号までの6件を一括して採決します。 ただいまの案件について、関係常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、補正予算について採決します。 まず、議案第114号令和2年度日向市一般会計補正予算(第10号)について、押しボタンにより採決します。 ただいまの案件について、各常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違えはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) ないものと認めます。 賛成多数であります。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第115号から第119号までの補正予算5件を一括して採決します。 ただいまの案件について、関係常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件はいずれも原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第2 請願等審議(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(黒木高広) 次は、日程第2、請願等審議であります。 継続審査中の請願第4号並びに陳情第6号及び第8号の3件を一括して議題とします。 ただいまの請願等に対する委員会審査について、関係委員長の報告を求めます。 文教福祉環境常任委員長、5番富井寿一議員。 ◆5番(富井寿一) 〔登壇〕それでは、文教福祉環境委員会委員長報告を行います。 文教福祉環境委員会において閉会中の継続審査となっていた陳情2件について、所管部局長等の出席を求め、慎重に審査しましたので、委員会における審査の概要及びその結果について報告します。 まず、陳情第6号地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する陳情書。 陳情者は、都城市前田町14街区13号都城たばこ販売協同組合、九州南部たばこ販売協同組合連合会理事長、福島洋一さんです。 陳情の要旨は、近年の健康増進法の改正や過度な喫煙規制の動きにより、中小零細なたばこ販売店や耕作農家、生活衛生関係営業に携わる事業者のなりわいを直撃し、死活問題となっている。加えて、健康増進法の改正により飲食店等では、喫煙専用室等の整備が求められており、事業者にとっては整備費用の負担が店舗経営に大きな影響を与えることが想定される。しかし、たばこは合法の嗜好品であり、税収面からも貴重な地方財源として多大なる貢献をしている。このまま過度な喫煙規制が続けば税収も激減し、行政の予算も大きな影響が想定される。 そこで、行政の責務として、パーティション設置等による、より快適な公共喫煙場所の設置維持を積極的に進めること。公共喫煙場所の設置・維持に際し、日向市の地方たばこ税の一部を活用すること。国に対し、市として地方たばこ税を公共喫煙場所整備に活用できる全国的な制度の整備を要望することを求めるというものです。 委員会としては、12月14日、所管課長等の出席を求め、聞き取り調査を行いました。所管課(資産経営課)からは、健康増進法の一部を改正する法律の概要と、庁舎施設の喫煙所の現況について説明がありました。 その後、陳情に対する審査を行い、委員からは、たばこ産業で生活している人のことを考えれば理解できる。税収面では非常によい。所管外の部分の事項がある。他の自治体の動向を注視したいなどの意見があり、継続審査の動議が出されました。動議について採決の結果、全員一致で継続審査にすべきものと決定しました。 最後に、陳情第8号日向市立東郷病院の有床継続に関する陳情書。 陳情者は、日向市東郷町山陰辛585、市立東郷病院を守る会会長、田辺伊三郎さんです。 陳情の要旨は、合併時の協定書を尊重し、市長として責任を持って履行してもらいたい。入院の受入れを再開してほしいというものです。 委員会としては、12月14日、所管課長等の出席を求め、聞き取り調査を行いました。所管課からは、市民説明会の内容やその後の経緯について説明がありました。 その後、陳情に対する審査を行い、委員からは、無床で基本構想が出来上がろうとしているので、時期を逸している。議員間でも多様な意見がある。さらなる議論が必要では。無床にするだけで持続可能な医療体制が担保できるのか。これまでの当局の経営努力は満足できるものなのかなどの意見があり、継続審査の動議が出されました。動議について採決の結果、全員一致で継続審査にすべきものと決定しました。 以上で、文教福祉環境委員会に付託された陳情審査の報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(黒木高広) 次に、産業建設水道常任委員長、9番若杉盛二議員。 ◆9番(若杉盛二) 〔登壇〕それでは、産業建設水道常任委員会委員長の報告を行います。 産業建設水道委員会において、閉会中の継続審査となっていた請願1件について、委員会における審査の概要及びその結果について報告します。 請願第4号中原4地区・土地区画整理事業の早期実施に関する請願書。 請願者は、日向市大字富高537、黒木富男さんほか3名です。 請願の要旨は、中原4地区は、昔から台風や集中豪雨のたびに冠水を繰り返し、床上・床下浸水等の被害を受けている。また、生活道路は狭隘で路面も傷み、片側歩道もなく、通学路としても危険な状態である。同地区内の道路は多くの方が利用しており、時期によっては高見橋、市営墓地間で道路が混雑する事態も生じている。地域の方々が安心して暮らせるよう、低地である中原4地区一帯の排水対策の強化と併せ、道路整備などを一体的に行う土地区画整理事業を早急に実施してほしいというものです。 委員会では、この請願について、請願者及び関係する所管課の立会いの下現地調査を行うとともに、所管課からヒアリングを行い、慎重に審査を行いました。 所管課からは、昭和60年代に4地区を対象として土地区画整理事業の協議が行われたが、地元の合意形成が得られずに事業が中止となった経緯がある。その後何度か請願や要望が市に出されているが、まずは、現在施行中の財光寺南地区及び日向市駅周辺の土地区画整理事業を計画どおりに推進し、両事業完了後に検討したいと考えている等の説明がありました。 委員からは、同地区の土地区画整理事業は、積年の課題である。地元の合意形成を図るためにも、速やかに方向性を示し、地元と市が一体となり同事業の早期着手に取り組む必要があるとの意見が出され、採決の結果、全員一致で採択すべきものと決定しました。 以上で報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(黒木高広) 以上で関係委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 質疑を終わります。 討論に入ります。 ただいま議題となっております請願等の3件についての討論を許します。 討論交互の原則によって、まず、委員長報告に反対する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 次に、賛成する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 討論を終わります。 採決します。 まず、請願第4号中原4地区・土地区画整理事業の早期実施に関する請願書について採決します。 ただいまの案件について、委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件は採択することに決定しました。 次に、陳情第6号地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する陳情書について採決します。 ただいまの案件について、委員長の報告は閉会中の継続審査の申出であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件は閉会中の継続審査とすることに決定しました。 次に、陳情第8号日向市立東郷病院の有床継続に関する陳情書について採決します。 ただいまの案件について、委員長の報告は閉会中の継続審査の申出であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件は閉会中の継続審査とすることに決定しました。 ここでしばらく休憩します。 △休憩 午前10時48分--------------------------------------- △開議 午前11時20分 ○議長(黒木高広) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りします。 ただいま市長から議案第127号令和2年度日向市一般会計補正予算(第12号)が提出されました。 この際、これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 よって、市長提出議案第127号の1件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 この後の日程は、お手元に配付しております議事日程により進めることとします。--------------------------------------- △追加日程第3 市長提出議案第127号審議(上程、提案理由説明、質疑、議案第127号審査特別委員会設置、付託) ○議長(黒木高広) 追加日程第3、市長提出議案第127号の1件を議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(十屋幸平) 〔登壇〕今会期中にぜひとも御審議をいただきたい案件がありますので、本日、追加提案をさせていただきます。 追加提案します案件は、議案第127号令和2年度日向市一般会計補正予算(第12号)の補正予算1件であります。 本補正につきましては、高病原性鳥インフルエンザの対応として必要となります消毒ポイントの運営に要する経費に加え、今後の感染拡大防止の徹底を図るため、市内養鶏農家に消毒用の石灰を配布するための費用を計上するものであります。 また、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、感染拡大が続く中、一段と厳しい環境にあります市内医療提供施設等に対しまして、運営継続支援としての給付金を計上するとともに、ひとり親世帯への特別給付金を再支給するための経費を中心に計上したものであります。 この結果、補正額は1億3,176万8,000円の増額であります。 以上、概要を説明申し上げましたが、担当部長に補足をさせますので、よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。〔降壇〕 ○議長(黒木高広) 次に、担当部長の補足説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(田中藤男) それでは、市長の提案理由に補足して説明いたします。 説明は、配付いたしております予算説明資料及び議案参考で行います。 では、総務部所管の案件について説明いたします。 予算説明資料1ページ左を御覧ください。 職員人件費についてであります。 今回の補正は、高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、24時間体制による消毒ポイントの運営等に要する人件費であります。 補正額につきましては、現時点で発生している高病原性鳥インフルエンザに対応する時間外勤務手当等に加え、今後の発生対応を含めた額を計上しているところであります。 ○議長(黒木高広) 次に、健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(柏田武浩) 次に、健康福祉部所管の案件について説明いたします。 議案参考1ページ、予算説明資料1ページ右を御覧ください。 医療・介護・福祉施設等運営支援給付金給付事業につきましては、医療機関や介護・福祉サービス事業所などの感染症対応に伴う負担を軽減し、医療提供体制等の継続及び維持を図ることを目的として、運営支援給付金を交付するものであります。 なお、議案参考には、施設ごとの給付金額、対象施設数を記載しております。 次に、予算説明資料2ページ左を御覧ください。 ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業につきましては、コロナ禍により、これまでに子育てと仕事を1人で担う低所得のひとり親世帯に対し臨時特別給付金を支給したところでありますが、その生活実態が年末年始に向け、依然として厳しい状況にありますことから、国の閣議決定を受けまして、1世帯当たり5万円、第2子以降1人につき3万円を再支給するものであります。 なお、今回の再支給の総額は6,158万円を予定しておりますが、1回目の支給において執行残がありますことから、不足額の3,430万円を計上しているところであります。 次に、予算説明資料2ページ右を御覧ください。 感染症対策に要する経費につきましては、国の方針に基づき、新型コロナウイルスワクチンが実用化された場合に、速やかに市民に接種が行えるよう、既存のシステムについて改修を行い、接種体制の整備を行うものであります。 ○議長(黒木高広) 次に、商工観光部長。 ◎商工観光部長(黒木升男) 次に、商工観光部所管の案件について説明いたします。 予算説明資料3ページ左を御覧ください。 観光施設等感染拡大防止対策事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の全国的な感染再拡大を受け、サーファー等を対象にお倉ヶ浜海水浴場駐車場で実施しております検温等について、来年の3月末まで延長するための費用を計上するものであります。 次に、3ページ右を御覧ください。 スポーツキャンプ活性化事業についてであります。 県におきましては、今年度本県でキャンプを行うプロ野球球団、Jリーグチーム等に対し、地元市町村等が支援金を支出する場合、その経費の2分の1を補助する「スポーツランドみやざき」プロスポーツ等対策事業費補助金を創設しております。 東北楽天ゴールデンイーグルス(2軍)が来年2月中旬から本市でキャンプを実施予定でありますので、同球団に対し、当該補助金を利用した支援を行うものであります。 ○議長(黒木高広) 次に、農林水産部長。 ◎農林水産部長(児玉貴) 次に、農林水産部所管の案件について説明いたします。 補正予算説明資料4ページ左を御覧ください。 特定家畜伝染病防疫対策事業につきましては、市内で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、感染リスクの高い期間に防疫対策強化の支援を行うため、養鶏農場に対する消毒用石灰の配布や車両消毒ポイントの運営、市関連施設に設置する消毒用資材等に要する経費を計上するものであります。 ○議長(黒木高広) 次に、教育部長。 ◎教育部長(小林英明) 次に、教育委員会所管の案件について説明いたします。 議案参考2ページ、予算説明資料4ページ右を御覧ください。 教育振興に要する経費についてであります。 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、市内の小・中学校におきましては、今年度の修学旅行の日程延期や行き先変更を検討せざるを得ない状況にあります。既にキャンセル料が発生している学校もありますが、今後の感染拡大の状況によりましては、修学旅行そのものを中止とすることも想定されるところであります。 修学旅行は保護者が費用を負担し、実施するものでありますが、今般の新型コロナウイルス感染拡大を起因とするキャンセル料につきまして、保護者の経済的負担を軽減するため、その費用を補助することとしたものであります。 なお、現在、修学旅行を実施できていない学校は、小学校が2校、中学校が7校となっております。 ○議長(黒木高広) 以上で提案理由の説明を終わります。 ここで、議案熟読のためしばらく休憩します。 △休憩 午前11時30分--------------------------------------- △開議 午前11時45分 ○議長(黒木高広) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまから質疑に入りますが、この案件については、後ほど議長を除く全員で構成する議案第127号審査特別委員会を設置して審査する予定でありますので、お含みの上、質疑をお願いいたします。 質疑に当たっては、会議規則第55条に規定するとおり、簡潔に、議題の範囲を超えることなく、また自己の意見を述べることのないように行ってください。 それでは、市長提出議案第127号について質疑を許します。 質疑はありませんか。 それでは、20番小林隆洋議員。 ◆20番(小林隆洋) それでは、簡潔に質疑を行います。 まず、予算説明資料の2ページの右側なんですけれども、ワクチンが実用化された場合に、接種体制の整備を図る必要があることから、既存のシステムを新型コロナウイルスワクチン接種にも対応できるように改修を行うというような説明がありますけれども、もうちょっと具体的に、システム改修というのはどういうことなのか、説明をお願いします。 それから、4ページの右側なんですけれども、修学旅行のキャンセル料に対する保護者の負担軽減を図るというふうなことでありますが、これは、一部なのか、それとも全額負担補助を行うのか、その割合がはっきりお示しできればお示しをいただきたい。 以上、2点です。 ◎健康福祉部長(柏田武浩) 今回の新型コロナウイルスワクチンが実用化された場合の対応としてのシステム改修でございますが、現在、各種検診、予防接種等の管理につきましては、健康カルテというものを使って行っているところでございます。今回、その健康カルテに新型コロナワクチン接種の項目を追加するためのシステム改修ということでございます。 ◎教育部長(小林英明) 修学旅行のキャンセル料につきましては、行き先、それから泊まる宿泊のホテル、そういった関係で金額的には違いますけれども、キャンセル料としましては全額お支払いをするということで考えております。 ◆20番(小林隆洋) 修学旅行につきましては全額というようなことで、分かりました。 それから、2ページのシステムの改修なんですけれども、もうちょっと詳しく、健康カルテがあって、その項目に追加すると、こういうふうなことなんですけれども、実際、ワクチンを接種する側にとっては、改修することによってどのようなメリットがあるのか、行政側にとっても、それから接種する側にとっても。もう少し詳しく説明お願いします。 ◎健康福祉部長(柏田武浩) 今回、ワクチンの内容等については、今、国のほうで行っておりますので、またそういった状況が、詳しいことが通知され次第ということになりますが、このシステムを使いまして、住基とも連動しておりますので、例えば対象者の方が決まったときの通知であったり、また接種を受けた後の管理であったり、そういった一連の予防接種と同じような形で考えていただければいいかと思いますが、そういった一連の本人への通知等と管理の流れを行うためのシステムということでございます。 ◆20番(小林隆洋) 大体分かったような分からないような中身なんですけれども、結局、既存システムというのは、電子化されたシステムというのは、そういう意味合いも含むというようなことなんでしょうか。そこらあたりちょっと、要するに流れだけのことをシステムと言うのかどうか、そこらあたりはどうでしょうか。 ◎健康福祉部長(柏田武浩) この健康カルテという部分につきましては、現在、行政システム九州株式会社さんのほうに委託をしている業務となっております。そこにおいて、イメージ的には、各種検診を行うときに、対象者の方に住基のほうを確認して通知を出したりとか、接種をした後にその方が接種したというところの管理等も含めて、接種に関する一連の流れをシステム化しておりますので、今回は新型コロナワクチンの接種という新たな項目が加わりますので、その分をそのシステムに追加するということでございます。 ○議長(黒木高広) 次に、2番黒木万治議員。 ◆2番(黒木万治) 私は、コロナ、鳥フル対策など、それぞれの事業に対して当然のこととして賛成するものでありますけれども、財政について確認しておきたいと思うんです。 国が先ほど第3次補正を発表しました。これに沿ったもので今回の事業があると、展開していると思うんですけれども、今のところ交付金の額ははっきりしておりませんから、多分、財調を使ってみなしで額を計上していると思うわけです。もう少しその辺のところを詳しく説明していただきたい。 それから、鳥インフル関係で、人件費とか石灰を配るとかありますけれども、これは処分した農家に対して国からの補償というのはどうなっているのか。あるのかないのか。JA共済には入っておられると思うんですけれども、そこ辺のところを、分かっておればお願いします。 ◎総務部長(田中藤男) 財源についてでございます。 議員が述べられたとおり、財政調整積立基金につきまして、今回、9,470万3,000円を取崩しとしまして基金繰入金のほうに入れているところでございます。 なお、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、まだ詳細が来ておりませんので、今後におきましては、そちらの交付金についてもこの事業等に活用してまいりたいというふうには考えております。 ◎農林水産部長(児玉貴) 鳥インフルエンザ発生農家に対する補償でありますが、これにつきましては、家畜伝染病予防法によりまして、経営支援対策が準備されております。具体的には、殺処分の家畜等に対する手当金として、評価額相当額を手当金として交付するということでございますが、これはすぐすぐに確定はしませんので、後々の取組になると思います。 ◆2番(黒木万治) 要するに第3次補正で、本市としてどのぐらいの交付金を見ておられるのか。第1次のときは、大体1兆円で日向が3億円ぐらいやったですかね。何かそこ辺が一つの想定のめどかなというふうに考えますけれども、財調では9,470万円ほどしか崩していないということで、少々厳しい中でも余裕があるのかなというふうに思いますけれども、どうでしょうか。 この鳥インフルの補償、これは国はどういう形でやるわけですか。農家と直接とか、市を通してやるとか、いろいろ手続があると思うんですけれども、そこ辺のことが分かっておれば、部長、お願いします。 ◎総務部長(田中藤男) 臨時交付金につきましては、1次、2次合わせて10億2,800万円程度日向市のほうに交付される予定となっておりますが、今度の3次補正分につきましては、まだ詳細が来ておりませんので、現時点でお答えする材料がないところでございます。 ◎農林水産部長(児玉貴) 交付の手順でありますが、県を通じての交付となっております。 ○議長(黒木高広) 次に、12番西村豪武議員。 ◆12番(西村豪武) 今、黒木万治議員のほうからも出ましたけれども、特に9,470万3,000円の基金からの繰入れということで、大体内容は分かりましたが、まだ、要するに来年の出納閉鎖まで、これまでに、また繰入れあるいは繰り出し、そういったものが発生するだろうと思うんですけれども、最終的には、総務部長が前にも委員会でも述べられましたように、16億円か17億円、これくらいの財源の確保といいますか、そういうものは十分保てるのかどうか、それが一つ。 それと、あと、説明資料の1ページ、畜産業が1,800万円ということで出ているんですが、その12月発生分の算定からの見込額の提案と。補正内容で越表発生分と美々津発生分、その他が示されておるわけであります。今回、一審議ということで、以前から詳細を出していただきたいと。全般的に小出しみたいな感じがしてならないわけでありますが、まず、職員の時間外手当1,760万円と、あるいはまた、管理職特別勤務手当が40万円の提示がなされております。この中身についても、ちょっと情報の共有という意味ではお知らせ願うとありがたい。 それと、寺迫殺処分60万円というふうになっておりますけれども、これは、地区名でいけば高松地区になるんではないのかと。あるいはまた、埋設地が寺迫ということなのか、そこ辺、あるいはその場所に何羽処理されて、何人分で延べ時間が幾らかかっているのかというのを、この際、お知らせ願うとありがたいです。 それと、同じく説明資料の医療・介護・福祉施設等運営支援給付金給付事業6,000万円と、これは市の単独事業ということでありますが、これは非常に思い切った支援を、市長はなされたというふうに思います。感染症対策に係る負担軽減、あるいは医療提供体制等の継続維持に対する運営支援給付金の交付というふうに説明があっておりますが、支給の基準等も設定はなされていると思うんですけれども、給付とは、辞書を見ますと、金品を支給、交付することというふうに載っているわけですよね。単純に市単独の一般財源での大盤振る舞い、この交付について、交付先等からの要請に基づくものなのかと。あるいはまた、後日、国等からの交付の見込みがどういうふうになるのか。 それと、負担軽減運営支援とあるわけですが、どのように受け取っていいのか。要するに、何にでも使っていいのかと。給付ですから、やりっ放しということでいいのかなという疑問があるものですから、当然ながら、新型コロナ対策であるとすれば、対象施設等は財源の活用が限定されるのが一般的ではないのかと。要するに、消耗品とかマスクであるとか医療器具関係、そういうものの領収書の添付等がどうなるんだろうかなというふうに疑問が出てきます。 それと、給付額が医療提供施設の区分というのがあるわけですが、施設規模における公平性の面から、不都合等の問題はないのかどうかと。 そして、また、介護サービス事業所あるいは障がい福祉サービス事業所においては、法人単位で利用者定員数による算定ということで、最大100万円というふうになっております。算定基準等について伺っておきます。 それと、次に、医療法人等で、介護サービス事業にも取り組んでいる施設があるのかどうか。あるとすれば、その場合の交付額の算定は重複して交付するのかどうかということです。 それと、もう一つ、これは3ページ、説明資料の観光施設等感染拡大防止対策事業220万3,000円と。これも一般財源になっております。検温等の実施延長という説明でありましたけれども、その他の委託料212万2,000円の算出根拠等や委託先、これがどのような選定方法なのか、現委託者に並行してなされるのか。 それと、お倉ヶ浜海水浴場の利用者と。コロナ感染対策でサーファー対応等は理解するわけでありますが、夏場なら別でありますが、今の寒い時期に、駐車場等における長時間の濃厚接触、3密になることは考えられないと。ましてや海の中での感染は皆無と考えるとの関係者の意見もあるわけですよね。サーファー連盟とか、あるいは協会、こういった方面の要請に基づくものなのかどうか、その点だけ伺っておきます。 ○議長(黒木高広) ここでしばらく休憩します。 △休憩 午後0時01分--------------------------------------- △開議 午後0時59分 ○議長(黒木高広) 休憩前に引き続き会議を開きます。 なお、当局から議案第127号の説明資料について、一部訂正の申出がありましたので、これを許可します。 総務部長。 ◎総務部長(田中藤男) 令和2年度12月補正(追加②)の予算説明資料の1ページでございます。 今、お手元に正誤表をお配りさせていただいておりますが、職員人件費の一番下の欄、補正内容につきまして、誤から正、「寺迫」を「高松」ということで、おわびして訂正させていただきます。 ○議長(黒木高広) 議案第127号に対する質疑を続行します。 12番西村豪武議員の質問に対する答弁を求めます。 ◎総務部長(田中藤男) 財政調整積立基金の繰入れ、9,470万3,000円についてでございます。 今後の財政運営につきましては、臨時交付金を活用するなど、適正な基金残高を確保するよう努めてまいりたいと考えております。 続きまして、時間外勤務手当、管理職員特別勤務手当についてでございます。 現状の想定といたしまして、現在発生中のものについては、延べ600人程度を対象者として想定しております。その後、今後に控えて、それの約倍を想定しているところでございます。 この管理職員特別勤務手当につきましては、管理職が臨時、緊急の必要等により、やむを得ず土曜、日曜、祝日、年末年始などの週休日や、平日の午前0時から午前5時までの間に勤務した場合に支給される手当となっております。 続きまして、高松地域の殺処分についてでございます。 殺処分の時間外勤務手当に対応する人数としましては、30人としております。 ◎健康福祉部長(柏田武浩) 今回の給付金についてでございますが、まず、今、コロナ関係につきましては第3波ということで、全国においても拡大は続いている中で、県内、本市においても感染の確認がされているところでございます。 そういった中で、11月に影響調査等を行っております。その調査の中で、感染症対策の影響としまして、医療機関等につきましては、患者受診控えによる収支の落ち込み。また、医療・介護・福祉も含めまして、換気、消毒などの感染防止対策に伴う費用の増加。また、従事者の方にも過重な負担がかかっているというところでございます。 また、こういったサービスを受けている方は、市内にはたくさんの方がいらっしゃいまして、こういった事業を継続するということと、こういった状況を踏まえまして、全ての今回の対象者の方については、事務負担の軽減等を図り、より早く支援が行われるように給付金ということで定めているところでございます。 算定の基準につきましては、今回の給付金につきましては、6月に行いました医療・介護施設、福祉施設等への新しい生活様式対応のための支援を基に算定しているところでございます。 また、医療と介護を行っている法人につきましては、区分としましては、医療と介護・障がいということで区分をしておりますので、それぞれに、資料にありますように金額のほうを適用して交付することとしております。 ◎農林水産部長(児玉貴) 美々津町で発生した鳥インフルエンザ防疫措置における埋却につきましては、発生農場そばで行いましたが、5万3,000羽を埋却いたしました。 ◎商工観光部長(黒木升男) お倉ヶ浜駐車場での検温についてでございますが、まず、委託先につきましては、現在12月末まで検温をお願いしております日向市シルバー人材センターに引き続きお願いしたいと考えております。 委託料でございますが、1月から3月末までの3か月間、午前7時から午後5時まで、2名体制で検温を実施していただきますが、その分の人件費と諸経費ということで積算をしているところでございます。 次に、サーフィンでは感染拡大しないのではないかという御質問だったかと思いますが、お倉ヶ浜駐車場の利用者の半数程度が県外からの利用者ということもあり、利用者や市民の皆さんから心配する声も聞かれますことから、人的検温を実施するものでございます。なお、地元や関係団体の皆さんと協議を行いながら実施しております。 ◆12番(西村豪武) ありがとうございます。 まず、訂正が、正誤表というのが出てきたんですけれども、副市長、こういうのはやっぱり議会に書面で提出される場合に、もうちょっと慎重さがあってほしいということを先に申し上げておきます。最近こういうのが多いですよね、市長。そこ辺、やっぱり注意をすべきだと思いますので、よろしくお願いします。 それで、畜産業の関係なんですが、寺迫でなくて高松ということなんですが、600人程度の倍と。管理職については土日、祝日の関係でということなんですが、ちなみに、こういった緊急事態に対応する、埋却処分に対する従事する方というのは、市の職員でないといけないというような、何か特別なものがあるのか。特に建設業者、日向地区の建設業協会さんたちも、中にユンボ、機械力を持って対応されていると思うんですけれども、そういった業者さんも忙しい時期もありますが、そこ辺の配慮といいますか、経済を回すということからしますと、そこ辺の関係、法的な関係ですね、それを再度お尋ねしておきます。 それと、公で対応しますと、当然財務規則、いろんな者の夜間、徹夜ということですから、当然ながら単価的にはかなりなものになると。そこ辺、1時間当たり平均でいかほどになるのかということなんですよね。我々、口蹄疫のときには、議会としてお倉ヶ浜のほうで消毒に出ました。これはもうボランティアで、ロハで出た経緯があるんですよね。もちろんそれぞれ手分けしてやったわけですが、そこ辺との兼ね合いが、特に日向地区の建設業協会、この方たちの協力については、協定があるからということだろうと思うんですが、そこ辺の対応といいますか、重機の使用料とか、人件費については行政等の何がしかの負担があるのかどうかですよね。そこ辺どういうふうになるのか、全くこの書面では確認できないものですから、お尋ねしておきます。 それと、医療・介護の支給の基準はあるわけですが、市の単独事業ということで、柏田部長のほうは、給付ということでやりっ放し。僕の設問に完全に答えていない部分があるものですから。だから、言われんとするのは分かるんですよ。11月の調査によって、結果的にこういう持ち出しをやるということで。しかし、やっぱり負担軽減であるとか、運営支援というふうにあるのをどのように受け取ったらいいのかということを設問したわけですけれども、当然ながら、何にでも使っていいというふうに考えられるんですよね。 ましてや、今日一審議ですから、今日議会を通過しますと、年内には交付されるのかなと。あるいはまた、事業所に交付するわけですから、それが、本来は事業所も一生懸命やるんですが、そこに従事しておる方が一番頑張っておられるということであれば、そこ辺まで行き届くことが何らかの形で目に見えるのかなという疑問があるものですから、領収書の添付は要らないというふうに理解していいのかなというふうに思うものですから、もう少し詳しく、恐らく想定問答やらを考えられておったと思うんですが、だから、事前に議案参考なんかで、そういう面でぴしゃっと出してもらいたいというのを絶えず言っているわけでありますので、よろしくお願いします。 それと、あとお倉ヶ浜の海水浴場のコロナ対策と。これも分からないでもないんですが、部長のほうは書面で頂いた範囲内でしか答えられていなくて、サーフィンをされる方たちから、私は意見として聞いておるから、あえてこの場で、3月まで延長してやる必要があるのかなということを関係者から聞いたのでお尋ねをしたところで、シルバー人材センターに並行移動で3月までやるということは分かりましたので、答弁できる範囲でよろしくお願いします。 ◎農林水産部長(児玉貴) 鳥インフルエンザの発生農場等での防疫措置に係る動員についてであります。 通常、初動防疫、つまり殺処分から埋却に至るまでの防疫作業につきましては、県職員を中心に動員がなされております。ただ、今回、他地域におきましても発生農場がございましたから、県職員の動員がなかなか利かないという状況がございました。ですので、今回については、延べ280名動員されたわけですけれども、日向市職員が50名、これは要請を受けました。あと自衛隊から約130名、残りが県職員ということで対応をしたところであります。 このほか、埋却や現地サポートとして、建設業協会約40名の方々に協力をいただいたところであります。 ◎健康福祉部長(柏田武浩) 今回の給付金給付事業についてでございます。 6月にも同様の事業を、先ほど答弁したように行っているところですが、そのときにつきましては、対象経費等は、物品の購入費とか賃借料等で、ある程度規定をしたような形で行っているところですが、今回、先ほどから申し上げていますように、こういった状況を踏まえて緊急の対策を講じる必要があるということで、今回の給付金ということにしているところでございます。 また、内容につきましては、先ほど議員のほうからもありましたように、従事者の関係とか、行っている法人の中でどういった用途で使うということについては、従来からの影響調査等でも、先ほど申し上げましたような費用負担の増加等もございますので、そういったところで、法人のほうで使途につきましては幅広く使えるような形でということで、今回、給付金として出す予定としているところでございます。 ◎総務部長(田中藤男) 防疫対策に当たる職員の時間外勤務の単価についてでございます。 従事する職員にもよりますが、夜間・早朝で平均すると、おおむね1万円から1万5,000円の範囲内の時間外勤務手当になろうかと考えております。 ◎農林水産部長(児玉貴) 先ほどの答弁、補足をいたします。 建設業者に対する費用負担でありますが、これは県が直接かかる経費について支払いをするものとなっております。 ◎商工観光部長(黒木升男) お倉ヶ浜駐車場での検温でございますけれども、8月7日から11月30日までの検温の状況で見ますと、車両につきましては、1日平均約250台程度の方が利用されておりまして、そのうち県外ナンバーが110台程度になっております。また、利用者で見ましても、1日平均380名程度の御利用をいただいておりまして、その半数近くが県外者ということになっておりまして、心配をする意見も寄せられておりまして、引き続き検温を実施したいと考えておるところでございます。 ◆12番(西村豪武) ありがとうございます。 建設業協会の関係者については、県のほうからということで分かりました。中身はここで聞いても分からんと思いますので。 ただ、1万円から1万5,000円と、かなり幅があるんですけどね。そこ辺のところは、やっぱり先ほど申し上げました市内の経済を回すということからすれば、役所の職員さん、大変なんですが、緊急性を要するということで分からないでもないんですが、今回、市内の業者さんも高松に15時間寝ずに頑張ったという人たちばかりなんですよね。そこ辺、県がどれだけ支給されるか分かりませんけれども、そういうことであれば、もう少し何らかの対応、そういうものもやっぱり考えておくべきではないのかと。 先ほど、市の職員でないと従事できないのかということ、何かそういう規則といいますか、そういうのについては何もお答えがなかったように思うんですが、その点ちょっとお聞かせ願いたい。 それと、前、健康福祉部長のほうが、6月議会だったですかね。国のほうから交付されたお金、例えば100万円支給、それが98万円だったらもう全然対象にならないということで、かなり厳しかったんですよね。そこ辺、今回、支給と、やりっ放しと、何も裏づけは要らないということで、そういう考えもあるなと思うんですが、まして、やっぱりこういうのは、言葉が悪いですけれども、ばらまきというふうに言われないように、もちろん関係者は一生懸命やってもらうためにはいい配慮かなというふうには思いますので、また今後いろいろ出てくると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◎市長(十屋幸平) いろいろ御指摘ありがとうございます。 まず、高松と寺迫の間違いというのは、深夜2時過ぎぐらいにメールが入ってまいりまして、私も受けた段階で、あ、これは美々津のほうだったら寺迫だろうなという想像をして、それで議会のほうにも御連絡して、寺迫の方面でということで電話させていただいた記憶がございますので、そういう先入観に入ったということで、先ほど部長が謝罪したということで御理解いただきたいというふうに思います。 それからもう一点、病院の関係者の皆さんですけれども、非常にやっぱり、先ほど部長も答弁しましたように、診療に訪れる方が少なくなっているという現状もありますし、また、本当に私生活においてもいろんなことを制限されたりとか、そうしておられます。そしてもう一つは、やはりかかりつけ医として、今回のコロナの検体を採取していただくという負担もあります。初期診療所におきましても、やはりそこでコロナの疑いがあるような人、熱があったりした人が来ると、そこでしっかりと検温したり、検体したりとか、そういうことも踏まえて様々な御負担をかけておりますので、今回につきましては、ある程度自由度の高い形で支援をさせていただこうということで御理解をいただきたいというふうに思います。 それからもう一つ、サーフィンの関係ですけれども、これは第1波が来たときに、かなり市民の皆さんが、県外から来られる方々に対して不安を持っておられました。そして第2波が起こり、第3波が起きて、全国的に拡大をしております。そういう意味において、サーファーの体調管理もさることながら、もしサーフィンの海の中だけではなくて、来る途中であったりとか、いろんな状況が考えられますので、そういうことを総合的に勘案して、3月までということを決定させていただいております。 これはあくまでも感染防止ということ、もし感染したら、そこに名前と電話番号を書いていただいておりますので、そこから経路をたどっていくということも可能になってまいりますから、そういうところでまた御理解をいただければというふうに思っております。 ◎農林水産部長(児玉貴) 防疫措置に関わる人員配置についてでありますが、基本的に、発生から72時間以内には速やかに処理しなければならないということになっております。そういうわけでございまして、急な動員に応えるということについては、やはり県から要請があった際は、市職員で対応というのを基本にして要請をしているところでございます。 また、防疫措置終了後21日間の、これは消毒ポイントを設けて、これも24時間で体制を組んでいるんですけれども、これも基本的には、県から依頼を受けたポイントについては市職員を配置しておりますけれども、期間前に体制を組み直すというか、短縮ということも考えられますので、なかなかアルバイトの雇用については組みにくいかなと感じているところでございます。 ◎副市長(黒木秀樹) まず、先ほど御指摘ございました資料の間違いにつきましては、大変申し訳なく思っております。 それから、ちょっと私のほうから補足をさせていただきますけれども、今回、建設業協会のほうに非常に御協力をいただきましたので、市長のほうから協会のほうにはお礼の電話をさせていただいております。 それから、あと消毒ポイントにつきましては、県からの要請を受けて市の職員で対応をしておりますけれども、門川町からも協力をいただけるということで、門川町の職員さんも消毒ポイントに配置をさせていただいております。 補足して説明させていただきました。 ○議長(黒木高広) 16番友石司議員。 ◆16番(友石司) それでは、観光施設等感染拡大防止対策事業、西村議員も言われたんですが、そこじゃない部分で、今回、多数の人間を一遍にできる検温器の設置はしていると思うんですが、あえてそこでまた人員を配置する目的というところを、まず、一回確認させてください。 ◎商工観光部長(黒木升男) お倉ヶ浜での検温でございますが、8月7日から11月15日まではシルバー人材センターによる検温を行っておりまして、8月16日から検温センサーによる機械での検温を実施していたところでございます。ただ、この第3波の感染拡大ということを受けまして、11月27日から新たにまたシルバー人材センターにお願いして、検温を実施しておるところでございます。 この人的な検温でございますけれども、市長も先ほど申しましたけれども、利用者の検温と、あと居住地、連絡先の聞き取りを行いまして、それを記録しております。また、チラシ等を配布することで、感染防止の啓発の徹底を行うということもやっていただいているところでございます。 ◆16番(友石司) ある意味、個人情報の集約にはなると思うんですよ。追跡のために必要な情報ではありますが、サインをいただける方に関して、それ以外に使わない、情報の利用をちゃんと説明しているのかどうか。例えばこれを観光の施策の一つとして情報を使うとか、そういう説明をきちんとされているかどうかの確認だけさせてください。 ◎商工観光部長(黒木升男) 全てにおいて説明はしていないかと--例えば何度も来られる方もいらっしゃいますが、ただ、問合せに対しては、そういった趣旨の説明はさせていただいておるところでございます。 ○議長(黒木高広) ほか質疑ありませんか。 17番森腰英信議員。 ◆17番(森腰英信) 説明資料の3ページの右側、スポーツキャンプ活性化事業。楽天の2軍さんが来られるということで、よかったなというふうに思っているんですが、要するに例年どおりの規模かどうか。人数とか日数、そういうのも含めて分かれば教えてください。 あと、感染症対策の支援金ということですので、どのような感染症対策をするのか。見学に行かれる方々の対策もするのかどうか含めて、教えてください。 次に、4ページ右、教育振興に要する経費ですが、修学旅行で、今まで実施した学校があると思うんですけれども、その学校の状況、どのような行き先を変更して、どういう対策を行って、効果があったんだと思うんですけれども、どのような検証をされているかどうか教えてください。 あと、今後ですが、日々感染状況が変わっていて、各県で増減が激しい昨今でございますので、決定してもまた二転三転する可能性があるということで、二転三転したときの状況で全てキャンセル料を負担するのかどうかということと、判断は全て校長先生に委ねるのかどうか、教育委員会としての関わりはどうなのかということを教えてください。 以上、お願いします。 ◎商工観光部長(黒木升男) 楽天キャンプについては、1月上旬が正式決定ということで、現時点ではこちらでやりたいという意向を確認はしておるところでございます。キャンプの期間、規模でございますが、例年程度ではないかということで考えておるところでございます。 あと、補助金の使途でございますけれども、球団におきましては、キャンプ中の感染拡大に努めていただくということでございますが、このコロナ禍における本県でキャンプの継続を図るための県補助金という部分もございまして、感染症の対策を含めたキャンプ全般に対する支援ということで、助成をするというものでございます。したがって、感染症対策だけが費用の目的ということではないということでございます。 ◎教育部長(小林英明) 修学旅行についてであります。 まず、実施した学校の状況でございますけれども、今までに市内の小学校11校が実施をしております。通常でありますと、小学校につきましては鹿児島方面に毎年行っておりましたけれども、今回につきましては、全て県内ということで実施をいたしております。そういう中にありまして、宮大のほうに行って地元をPRしたりだとか、シェラトン、地元の大きなホテルに宿泊することができる、そういったことで県内をよく知るといったような効果というものが現れてきているということでございます。 それから、二転三転した場合の状況でございますが、今現在、9校が実施できていないという状況にございます。これから行き先を変更するということで、今月中には行き先を、保護者も協議をしながら決定をしてもらうということにしております。そういう中にありまして、今後、当然感染者が増減する中で、日々状況は変わってきますので、判断がなかなか難しくなってまいりますので、そのときに、いざキャンセルがまた出てくるということもあろうかとは思います。ただ、今の段階で二転三転した場合のキャンセルをその都度その都度補助するのかというところまでの検討にまでは、まだ至ってはおりません。 それから、教育委員会としての関わり方でございますけれども、子どもたちの希望、それから保護者の考え方、いろいろありますけれども、学校で基本的には保護者と協議をしながら決めていただきたいというふうには思っておりますが、やはり感染状況は、教育委員会としても、それを見ながら適宜やはり必要な指導というものはしてまいりたいというふうに考えております。 ◆17番(森腰英信) ありがとうございました。 修学旅行に関してはよく分かりました。 キャンプですが、今の部長答弁では、感染症対策だけではない、キャンプ全体についてのという答弁でしたが、ということは、使途は全く決定せずに300万円相手方にお渡しをするという考え方でよろしいんでしょうか。 ◎商工観光部長(黒木升男) 県の補助金の創設の趣旨が、コロナ禍において継続して本県でキャンプを行ってもらいたいというところがございまして、そういった部分もありますので、感染症対策に限らず、使途は限定せず交付を行うというところでございます。 ◆17番(森腰英信) 当然、見学者が出てくると思うんですけれども、そういった見学者の感染症対策というものは、その300万円、例えば相手方にお渡しした場合は、多分していただけないと思うんですが、日向市で独自に見学者のための感染症対策みたいなものは施すかどうか、その点だけ。 ◎商工観光部長(黒木升男) このコロナ禍において、キャンプの一般公開がどうなるかというところは、ちょっとまだ危惧される部分もありますが、市のほうでそういった部分に配慮しながら運営をしてまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(黒木高広) 次に、8番海野誓生議員。 ◆8番(海野誓生) 今、森腰議員とちょっと重複するんですが、一応、私の認識もあるものですからお尋ねするんですが、このスポーツキャンプ活性化事業、県のスポーツランドみやざき、これは日向市の場合は楽天2軍だけじゃなくて、大学とか、あるいは社会人だとか、そういう団体のところまでは、県の補助金は含んでいないんですかね。 ◎商工観光部長(黒木升男) 今回の県の補助金につきましては、プロ野球の1軍、またプロ野球2軍及び韓国球団、Jリーグ、ラグビー日本代表、その他の日本代表が補助金に該当するということになっておるところでございます。 また、それぞれその区分によって金額も規定されておるところでございます。 ◆8番(海野誓生) 先ほど森腰議員からも最後に質問があったんですが、例えば大学だとか、あるいは社会人だとかが来た場合の、それは日向市にそれなりの経済効果をもたらすというふうに思うんですが、その場合の感染対策というのは、市が行っていくのか。先ほどありました一般公開するのかどうかという問題もあるわけですが、そこ辺のところをちょっとお尋ねしたい。これは県のスポーツランドみやざきのことですから、直接関係ないかもしれませんが、やっぱりそういうことも市としては推進していくだろうと思いますので、その考え方をお聞きしたいと思います。 ◎商工観光部長(黒木升男) まだ、楽天の場合、正式決定でございませんけれども、関係者の皆さんと協議を行いながら、感染防止対策を含め調整をしてまいりますが、市としましては、担当職員を現地にずっと常駐させまして、そういった連絡等を含め、運営をしてまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(黒木高広) ほかに質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 以上で質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております案件につきましては、議長を除く全員で構成する議案第127号審査特別委員会を設置して、これに付託したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 なお、本特別委員会は、申合せにより、副議長を委員長に、総務政策常任委員長を副委員長とします。 ここで、特別委員会の審査のため、しばらく休憩します。 △休憩 午後1時34分--------------------------------------- △開議 午後1時47分 ○議長(黒木高広) 休憩前に引き続き会議を開きます。---------------------------------------
    △追加日程第4 市長提出議案第127号審議(特別委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(黒木高広) 追加日程第4、市長提出議案127号の1件を議題とします。 お諮りします。 議案第127号審査特別委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により省略したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 討論に入ります。 市長提出議案127号について討論を許します。 ただいまの案件について、特別委員会の決定は原案可決であります。討論交互の原則によって、まず、特別委員会の決定に反対する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 次に、賛成討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 以上で討論を終わります。 採決します。 議案第127号令和2年度日向市一般会計補正予算(第12号)について採決します。 ただいまの案件について、特別委員会の決定は原案可決であります。特別委員会の決定のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決しました。--------------------------------------- △日程第5 委員会の所管事務調査申出について ○議長(黒木高広) 次は、日程第5、委員会の所管事務調査申出についてを議題とします。 総務政策常任委員長からお手元に配付の通知書のとおり、閉会中に所管事務の調査を実施したいとの申出がありました。通知書のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議ありませんのでそのように決定しました。--------------------------------------- △日程第6 議員派遣について ○議長(黒木高広) 次は、日程第6、議員派遣についてを議題とします。 お諮りします。 議員派遣については、お手元に配付の議員派遣一覧表のとおり派遣することにしたいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、議員派遣一覧表のとおり派遣することに決定しました。 以上をもちまして、今定例会における議事日程の全てを終了しました。 これをもちまして、令和2年第6回日向市議会定例会を閉会します。 △閉会 午後1時50分 署名者         日向市議会議長   黒木高広         日向市議会議員   黒木万治         日向市議会議員   柏田公和...